映像情報よりも文字情報の方が好き
こんにちは。染谷しおりです。
今日は特にライフハック的な話でもなければ、本の話でもないので、こんな人もいるんだ〜くらいで読んでいただけると嬉しいです。
今日、友人と話していて思ったのが、
私は同じ視覚情報でも、映像や写真よりも文字の方が圧倒的に好き、ということ。
例えば私は、もう何年も前からテレビをほとんど見ません。
見なくなって7-8年くらいになるかな…。
健康番組は、
自分よりもふた回り以上年上の人が自分よりもめちゃめちゃ元気だったりするので凹む上に、
肝心の結論は最後の5分まで引っ張ってちょこっとやるだけ。
健康番組を見るくらいなら本を読んだ方がよほど良い、という結論になって見なくなりました。
WBSやカンブリア宮殿、ガイアの夜明け、がっちりマンデーのようなビジネス経済番組は面白かったんですけどね〜。
気づいたら見なくなってましたね。
就活時代に、土曜の午前中、2〜4倍速で見て、面白そうなところだけ止めて、見る、
というのをやってたんですが、めちゃくちゃ集中力を使ってヘロヘロになってたので、その時の記憶でなんとなく気後れしてるのかも。
あと、いまのところ、映像の方が良いなと思うのは、
被災地の状況の映像でしょうか。
やはり、文字だけだとどれくらいの被害があるのかがイメージしづらいので。
映画は見るんですけど、原作があるなら、本の方が味わい深い感覚はあります。
やはり同じ30分の間に受け取れる情報量が、映像と文字だと圧倒的に文字の方が多いので文字媒体ばかりになってしまいます。
例えば、みんな大好き東京ディズニーリゾート
東京ディズニーリゾート完全ガイド 2018-2019 (Disney in Pocket)
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こういう本よりも、
- 作者: 堀井憲一郎
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こういう本の方が、圧倒的に、行きたい気持ちがかきたてられます。
最初に出した本は、ほぼ写真のみで、文章が少なめ。
次に出した本は、トイレの位置図やパレード鑑賞にオススメの席などの図以外はほとんど、文字だけ。
これは著者の堀井氏の文章の面白さもかなり影響していると思いますが、
写真のガイドブックの場合、ふーんパークの中ってこんな感じなんだー。
で心動かされることなく、終了しちゃうんですが、
堀井さんの本を読んでると、とってもわくわくしてきて、
ディズニーに行きたい!!!
ってなります。
そして、他にも例を挙げると、ララランド
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ネタバレになってしまうのですが、
この映画、最後、主人公2人の男女、どちらも夢を叶えます。
でも、夢を叶えた代わりに2人は結ばれません。
ラストシーンでは、もの悲しげなピアノのメロディとともに、
2人がもし結ばれていたら、というあり得た未来、ifストーリーの映像が流れてきます。
が、私はこれを見ていても全く意味がわかりませんでした。
女性は別の男性と結ばれたのですが、
私は主人公2人が結ばれたのだと思っていて、
(そもそも登場人物の区別がついてない)
なんでハッピーエンドなのに、こんなに悲しげなピアノのメロディなんだろう?
と思ってました。
最後の最後でやっと意味がわかった感じです。
また、なんの映画か忘れたのですがたしか有川浩の阪急電車だったかな。
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オムニバス形式の話なのですが、
女性にDVをしている男性の話があり、
この男性、ほかの人間がいる前では愛想が良く彼女にも優しい、どこから見ても完璧な彼氏なのですが、
2人きりになった途端、女性に対して罵倒を浴びせたり暴行を加えたりしていました。
これも、私、わからなかったんです。
あまりにも態度が急変しているので彼氏が同一人物とは思わず、別の男性なのだと思ってました。
役者さんの演技力の賜物でしょうか笑
一緒に見ていた人が「最悪な彼氏だな」って言っていて、
そこでやっと「ん?どゆこと?」
と思い分かった感じでした。
そもそも、ドラマも全然見ませんし映像から人の感情の機微を得るのがどうにも苦手なようです。
そうすると見てても面白くないのでますます見なくなりますね…。
対面している限りは、コミュニケーションにとても困ったという記憶はないのでそこまで酷くはないと思っているのですが、映像だとダメみたいです。
あああ、でもよく考えたら知り合いだと思って声かけた人が、全くの別人だったとかもよくあったので
そもそも人の区別をつけるのが苦手なのかも…
近くに来ると分かるんですが、それは視力を矯正していても変わらないので視力の問題ではないと思います。
いずれにしても、場面によっては映像よりも文字情報のほうが動ける人間もいる、ということです。
これまで周りにこういう人はあまりいなかったのですが、読書好きの集まりや読書会でも色んな人の意見を聞いてみたいと思います。
ここまでお読みくださったあなたもよろしければ、お考えをお聞かせください。