〜好学健癒〜雑記ブログ

医療系研究科 修士卒、累計読書冊数1500冊以上の私が、ブックレビュー、防災、ライフハック術、映画や観劇の感想などを綴るブログです。

フィギュアや陶器、木材などの固定におすすめ、ミュージアムパテの紹介! #防災 #耐震 #地震対策

こんにちは、染谷しおりです。

耐震対策で意外と悩むのが小物の固定。例えば花瓶、陶器でできた置物、フィギュア、インテリアなど…。
こちらのミュージアムパテはアメリカの美術館などで、貴重な美術品を固定するのに使われている、実績もあり、デリケートなものや傷つけたくないものがある方におすすめ。 

例えば、東日本大震災では、友人がフィギュアが落ちて足が折れた…と嘆いてました。(それだけで済んでよかったといえばよかったですが)

アメリカの美術館などで美術品を固定するのに使われている、ミュージアムパテ というものがオススメですので紹介します。

他の耐震製品との比較

ミュージアムジェルは比較的有名ですが、ジェルはガラスやプラスチックなどのつるつるしたものに使える一方、木材には適さないそうです。

ミュージアムジェル 118g

ミュージアムジェル 118g

  • メディア: Tools & Hardware

しかし、家具って大体が木製なので、ミュージアムジェルはかなり使えるシーンが限られると思います。

ミュージアムパテは木製の家具などの上でも固定させることができるのが強みです。
日本の家具って大体が木製ですからね。

また、私見ですが、ミュージアムパテの方がしっかりと固定されるように感じました。

ミュージアムパテの詳しい説明については過去記事もよければご覧ください。

その点、ミュージアムパテは塗装してある木材であれば使えるのがメリット。
また、プラスチック同士の接着で比較してみたところ、ミュージアムパテの方が接着力が強いと感じました。



特に使えると思ったのが、仏壇と、その上の小物。
我が家の仏壇は木製ですが、仏壇もその上の小物も決して安くはありません。
しかも、仏壇小物、かなり重いです。これが落ちてきて、頭にあたったら、たぶん死にます。

しかも我が家の場合、寝室に仏壇が置いてあるので危なくてしょうがありません。

耐震対策としては、こういったものが有名ですが、

耐震マットは粘着力が強すぎて、木材の塗装などが剥がれる恐れもあるそう。

初めは、耐震ジェルを使うことを検討していましたが、塗装が剥がれる恐れから家族が承諾してくれず、その他の選択肢を検討することに。



ミュージアムパテ、かなりの固定力。きれいにはがせて、繰り返し使える。


ミュージアムパテ は、塗装をしている木材であれば使えるのがメリットだそうで購入してみました。


私が買ったのはこちらです。購入時は1000円ほどでしたが、今は1500円に値上がりしてますね。


練り消しを少し固くしたような素材で、使い方はそこまで難しくなく、小さく丸めて、そこに何点か貼り付けて使います。


4隅などに丸めて底に貼り付けて、

f:id:niko83:20200506213347j:plain


グリグリ上からひねり回転しながら接着します。
蓋をひっくり返しても落ちないです。

f:id:niko83:20200506213407j:plain

f:id:niko83:20200506213417j:plain






外すときはまたグリグリ回転させながら外したところ、きれいに剥がずことができました。

デメリットは色がついているので、透明なモノなどは景観を損ねることでしょうか。ガラスなど透明なものを固定するならミュージアムジェルのほうがおすすめですね。




まだ届いてませんが、追加で使いたかったので、ミュージアムジェルとセットになっているこちらも購入してみました。

2020/06/14追記
ミュージアムジェルもプラスチック同士の接着で使ってみましたが、ミュージアムパテの方が接着力は強く感じました。
透明なものや透けるものをくっつけるのでなければ、ミュージアムパテの方がやはりオススメです。



ミュージアムパテで使える素材


が、このミュージアムパテ、日本語の説明書がありません。
検索しても、ミュージアムパテの情報はあまり出てこなかったため、
ちょっと確認のためにGoogle翻訳にかけたり、自分で意訳してみたりしました。

別の記事に分けたので、これから購入を検討されている方は読んでみてください。

素人の一部の意訳ですが、参考にはなるかと思います。

supercali.hatenablog.com




ちなみに、説明書によると、ミュージアムパテが使える素材は、

ガラス、塗装した木材、陶磁器など、塗装仕上げなどがされた防水の家具と製品です。

ちなみに、塗装仕上げがしてある木材でできた家具でも、一部は塗装仕上げが剥がれる可能性があるとのことなのでご注意を。
まずは目立たない場所で試すことをオススメします。


また、ミュージアムパテは、水性のペイントやラッカーで処理がしてあるもの、塗装してない木材、レンガなど、多孔性で、水を吸収してしまうような物は使えません
パテが完全に吸着してしまい、物が外れなくなってしまう恐れがあるようです。
この説明から、さいきん流行している珪藻土にも使えないと思われます。



色々注意書きが、ありましたが、なんと言ってもくり返し使えるし、美術館でも採用されてる実績のあるものなので、ある程度デリケートなものでも使えるので、オススメです。


1000円程度で命と大事にしたいフィギュアや陶磁器などの思い出品が守れるなら安いもの。
小物や置物を固定したい場合はぜひ検討してみてください。