〜好学健癒〜雑記ブログ

医療系研究科 修士卒、累計読書冊数1500冊以上の私が、ブックレビュー、防災、ライフハック術、映画や観劇の感想などを綴るブログです。

コロナウイルス関連のデマを見抜くには?デマ事例も紹介!

先日、こんな記事を書きましたが、

supercali.hatenablog.com



改めて、デマの見抜き方、デマの可能性の高いNGワードとともに、コロナウイルスに関するデマ事例の紹介や、デマを検証しているサイトの紹介をしたいと思います。




こちらの本検証 東日本大震災の流言・デマ (光文社新書)で紹介されていた

流言、デマの可能性が高い情報の見分け方

いくつかのNGワードが含まれていたら、その情報は流言の可能性あり、といったん保留にし、拡散しない

デマ、流言の可能性あり、と思ったら、キーワード検索をかけてみるなど、エビデンスやソースを確認するのがオススメとのこと。



NGワード①『自分はほにゃららの関係者』、『関係者からの情報』、『インサイダーからの密告』である、等とソースが明確でないが、関係者であることを匂わせたような文言


NGワード②『拡散希望』、『みんなに教えて』


NGワード③『メディアは報じていない』、『マスゴミが報じていない』等とついている





また、その道の専門家だって、間違えることはありえます。


以下前回の記事より引用です。

専門家でも、焦るし、不安にもなるし、間違える。

以下、検証 東日本大震災の流言・デマ (光文社新書)より引用

放射性物質に関する情報を丁寧にツイートしていた東大病院放射線治療チームが一度、「水を煮沸することで放射性物質が取り除ける」とツイートしました。しかしその後、その結果が誤りであり、煮沸するとむしろ濃度が濃くなると訂正。つまり最初の情報は誤りということになったわけです。 その誤りをもって、「放射性治療チームも信用できない」といった反応を示す人もいました。しかし、むしろ、過ちを認めないようなそうした態度こそ危険です。というのもそれは、「絶対に間違えない人を求め、その人の情報ばかりを鵜呑みにする」ということの裏返しだからです。問題は、その信頼度や正確さ、そして誤った情報を訂正するときの姿勢です。人は必ず間違いをするのですから、むしろ「絶対に間違いを認めない人」のほうがより危険です。


これはかなり衝撃的でした。つまり、専門家でも間違える可能性があるということ。


情報を鵜呑みにするのではなく、多角的に検証することが必要ですね。
場合によっては国内の情報だけでなく海外の情報を参考にすることも必要でしょう。



具体的なデマの事例は?

コロナのデマの事例や覚書きが、超有名ブロガーちきりんさんのブログにUpされていたのを発見しました。

新型コロナ関係のデマ(記録) - Chikirinの日記




また、新聞でもこんな記事が…

「コロナデマ」被害、世界に拡大 偽治療法で死亡例も:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58769630T00C20A5SHA000/

以下、記事引用

「水蒸気を5分吸うと、ウイルスが不活性化される」(スペイン)

「靴を屋外に置くべきだ」(クロアチアなど)

「酢と塩の入ったぬるま湯うがいが効く」(トルコなど)

「ウイルスの分解に花こう岩が即効性あり」(日本)

「産業用アルコールが殺菌効果(飲酒して死亡例も)」(イラン)

などなど。

そういえば、フリマアプリで花崗岩(要はただの石)が出品されているのがTwitterで話題になってましたね…

産業用アルコールは絶対に飲んじゃだめですよ!最悪死亡の危険もありますし、失明の危険もあります(って小学生のときに理科で習いました)。


他にもこんな記事が。

新型コロナ、止まらぬ情報汚染 有害デマ視聴1億回超:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58770340T00C20A5MM8000/


いずれも有料会員限定記事ですみません。
日経電子版は無料会員だと月10本までは無料で読めるので、それで私は読んでいます。


デマの検証を行なっているサイトもある


https://fij.info/coronavirus-feature

新型コロナウイルス特設サイト | FIJ|ファクトチェック・イニシアティブ

こちらのサイトでは、新型コロナウイルスに関するデマのファクトチェック、つまり真実かどうかを検証しています。



https://www.covid19-yamanaka.com/sp/cont7/main.html
また、iPS細胞でノーベル賞を受賞された山中伸弥教授が個人的に運営しているサイトで、
デマ、流言の検証というよりも、
証拠(エビデンス)の強さによる情報分類を行っています。

科学的な検証は、研究が進むことで、後世にはひっくり返る、真逆になる、ということはままあることです。
これはデマ!と決めつけるのではなく、証拠(エビデンス)があり、正しい可能性が高い情報証拠(エビデンス)の乏しい情報、と分類されているのが、教科書に載っている内容を180度変える研究をした山中先生らしいなと思いました。


とはいえ、ここで紹介したHPもあくまで人が運営しているもの。
どんな人でも、たとえ専門家であっても間違えることはあるのは先程述べたとおりです。



これはもしかして、デマかな?と思ったら拡散しない。

拡散してきた人にも、これ以上拡散しないよう、やんわりと指摘する。
例えば、「〜って、教えてくれてありがとう。心配になって、〜に確認したら、大丈夫みたいだよ。良かったね!」といった風に。

悪意のないデマもありますが、最悪死亡に至るような、悪質なデマもあるので注意していきましょう。それでは。

covid-19の流行している今こそ過去から学ぼう〜「検証、東日本大震災の流言、デマ」

以前、コロナ騒ぎで明らかにデマだろうと思われる情報(26℃で新型コロナウイルスは死滅する等々)が知人から回ってきたことが読もうと思ったきっかけで、Kindle Unlimitedでこんな本を読みました。

引用
チェンメ、リツイート(RT)……災害流言という人災! 流言やデマはどのように生まれ、どのように広がるのか? 真偽を確認するにはどうすればいいのか? 「有害物質の雨が降る?」「被災地で外国人犯罪が増えている?」「あの政治家がこんな失言をした?」「関西電力の節電呼びかけチェーンメール」など、東日本大震災に際して広まった実例をもとに、そのメカニズムを解説し、ダマされない・広めない基礎知識を伝授。


ツイッターなんかをやってると、
拡散希望って書いてあるものを気軽にその情報ソースを確認しないで、リツイートしてしまいがち。
だけど、一旦立ち止まってその情報が本当に正しいのか?
そして、その情報が拡散された場合どういった影響があるのか?
を考えてから拡散する必要があるなと感じました。

特に人の命や迫害に関するところについては、自分もその情報の拡散をすることで加害者を助ける可能性があると思って一人一人が責任感を持って情報の共有を図るようにするべきだな、と…


当時のことを思い出しつつ、かなり今にも通じる部分があるなあと勉強になりました。


本の中でも、やはり短期間の伝言ゲームの中でどんどん話の内容におヒレがついていく様子がつづられてました。
海外でのデマについても乗っていて、海外では、東日本大震災の時に、ワンピースの尾田栄一郎さんや、キティちゃんのデザイナー、らんま1/2高橋留美子さんなど様々な漫画家やイラストレーターが死亡したというデマが回ってたそうです。
で、そのソースを辿ってみると、ツイッターの一般人が、「○○さんは大丈夫かな…」みたいな個人の呟きだったりしたそうです。



どんどん状況が変わりつつある新型コロナウイルスの流行。
私自身、普段はニュースをあまり熱心に見る方ではないのですが、最近はどんどん状況が変わるため、新しい情報を得ていないと不安なこともあり、毎日ニュースに張り付いています。
日経電子版、その他webニュースや、ツイッターなど。
ただ、ツイッターを見ていると、これ本当?と思う情報も結構多い。



概要としては、


①常に検証屋であり続ける人はいない。
誰もがデマかどうかを見抜く検証屋になる可能性もあるし、デマに惑わされる人になる可能性もある。検証屋というのは特定の分野に関しては能力を発揮できたとしても、それ以外に関しては素人だから、とのこと。
例えば、政治分野は得意だが、科学分野は苦手だったり。特定の分野はデマだと見抜けても、他の分野はデマと見抜けないことがある。






②専門家でも、焦るし、不安にもなるし、間違える。

引用
放射性物質に関する情報を丁寧にツイートしていた東大病院放射線治療チームが一度、「水を煮沸することで放射性物質が取り除ける」とツイートしました。しかしその後、その結果が誤りであり、煮沸するとむしろ濃度が濃くなると訂正。つまり最初の情報は誤りということになったわけです。 その誤りをもって、「放射性治療チームも信用できない」といった反応を示す人もいました。しかし、むしろ、過ちを認めないようなそうした態度こそ危険です。というのもそれは、「絶対に間違えない人を求め、その人の情報ばかりを鵜呑みにする」ということの裏返しだからです。問題は、その信頼度や正確さ、そして誤った情報を訂正するときの姿勢です。人は必ず間違いをするのですから、むしろ「絶対に間違いを認めない人」のほうがより危険です。


これはかなり衝撃的でした。つまり、専門家でも間違える可能性があるということ。
でもここで述べられている通り、きちんと訂正されている点ではむしろ信頼がおけますね。


とはいえ、ソースがしっかりしているところ、例えば国や厚労省、各自治体などからの通知なら、エビデンスを慎重に確認した上で、通知は行っていることと思います。
ただ、エビデンスがあるかどうか、確実な情報かどうかを確認するため、どうしてもスピードが速くとはいかないところはありますが。




③助けたい、力になりたいという気持ちだけでは逆効果になることもある
→中途半端な知識で情報を拡散することは、阪神淡路大震災のときに自分用の食糧を持たずに現地入りしてしまったボランティアと似ている。ただ不安を煽るだけの情報、間違った情報を拡散してしまうことで正しい情報が必要な人に届かなくなる危険がある。




流言ワクチンを接種する
ある程度、流言やデマには共通項があるため、どんな流言やデマか過去にあったと知っていることで惑わされにくくなるとのことです。

引用
歴史に学ぶということ、具体的には、「擬似的に騙されるという追体験をする」ことの重要さです。つまり、過去の流言やデマの事例を知っておく。流言やデマについて記した書籍を数多く読めば、時代や国が変わっても、流言やデマのパターンというのは、実はあまり変わっていないことがわかります。基本的なパターンを知っておくことで、「あれ? これは以前、流言やデマの事例で似たようなことがあったような」という既視感を抱きやすくしておくことは、かなりの程度、有効なのではないかと考えています。

以上を踏まえて、今の私達にできること、


①どんなに信頼できる人からの情報だとしても、頭から信じ込まない


②無闇やたらに情報を拡散しない


③拡散するなら、その前にソースを確認する


④過去にどんなデマがあったのかを調べてみる

まとめてみると、何だそんなこと?って感じなのですが、これは意外と難しいと思います。


特に、誰か困ってる人がいる状況で、何もできない自分がいる、でももしかしたら手助けできるかもしれない、と思えたとき。
しかも、困ってる誰かを助けるのに、自分のかける労力はごくわずかで済むとき。
例えばツイッターのRTリツイートボタンをタップするだけ。それだけで、誰かの命や飢えを助けられるなら、
情報の成否を深く考えず、条件反射的に情報を拡散してしまうのではないでしょうか。


今回の新型コロナウイルスについては、深刻さに地域差はあるものの、世界的な流行なので、東日本大震災とはちょっと状況が違う部分もあるかとは思いますけどね。




そしてこの記事を書いていて、これは、今のように社会が混乱しているときだけじゃなく、普段から情報を取捨選択する際に心がけた方がいいことだと改めて思いました。


私の場合、ネットやテレビのニュースは比較的懐疑的に見れていたのですが、書籍に関してはついつい鵜呑みにしてしまう部分がありました。


もうこれは、習慣というか、反応に近いものな気がします。


昨年は100冊ほどの本を読めたのですが、その100冊から共通して学んだことは、
どんなに名著と呼ばれている本でも、どんなベストセラーでも、例えその本に書かれている内容が99.9%が正しい情報だとしても、
間違った情報があったり、もしくは万人に当てはまるわけではない、少なくとも自分には当てはまらない情報は存在しうる
ということでした。


考えてみれば、書籍、本というのは、自分をよく知っている相手からではなく、不特定多数に向けて投げかけられた言葉なんですよね。
人によって個性は千差万別なのですから、例えば8割の人には当てはまるけど、残りの2割には当てはまらないということは十分考えられると思います。
そして、例え世間の8割にしか当てはまらない情報だとしても、大多数の人に受け入れられる内容で、その8割の人にとっては有益な内容なので、ベストセラーになる、ということは当然あり得るんですよね。




例えばですが、


思考の整理学

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

この本の中に、朝飯前、とは、朝食の時間が一番集中できて良い、という内容がありましたが、これは朝型の人間の話です。
人によって適した睡眠リズムは異なりますし、夜のほうが集中できるタイプもいます。
でも、朝型、普通型、夜型では、圧倒的に夜型以外の人間が多く、結果的に、大抵の人にとってはこの情報は正しいことになります。


もちろん、こちらの本はすごく良い内容の本で、昨今出ている大抵の啓発書やビジネス書の元ネタになっている本だと思います。
こんな昔から、ここまで今の時代の流れを見抜いていた、著者の慧眼に驚くばかりでした。


ただ、そんな素晴らしい本でも、必ずしも、自分に当てはまらない可能性のある内容が絶対にゆるがない真実であるかのように書かれている、ということがそれ以上に衝撃でした。




また、こちらの本。

私の尊敬する勝間和代さんがお勧めしてらっしゃる本です。
この本と同時に勧められている、「運の良い人の法則」はすごく良い本だと感じました。

ただ、同著者の睡眠の本は…
興味深い内容もあったものの、やはり専門は心理学であって、睡眠が専門ではない方が書かれたのだな、と思いました。

当然のように、人の睡眠サイクルは90分周期と述べられていました。
実際は90分という数値はヒトの睡眠の周期の平均値であって、人によって例えば100分の人もいれば80分の人もいますし、たしかその日によっても違ったはずです。


これは、私が大学院で、病院で睡眠外来をやっていたり、睡眠の研究をしている方から講義された内容なので間違いないはずです。






ちなみに、のだめカンタービレの漫画でも、「俺は風邪を引かないために90分周期で睡眠をとっている」といったようなセリフが出てきていますが、

まあそれは、個人的にはあくまで話のネタなので、良いのかなと思います。のだめはクラシックの漫画で、睡眠の専門書、睡眠を改善するために描かれた漫画ではないですからね笑




例が睡眠の話題ばかりになってしまいましたが、
ちょっとだけ、この分野に自分が詳しいので気づけただけで、
多分、自分の詳しくない分野については、見落としているミスや間違い、勘違いは、もっともっとあるんだろうなと思います。








流言、デマの可能性が高い情報の見分け方

本によると、いくつかのNGワードが含まれていたら、いったんその情報は流言の可能性あり、と保留にし、キーワード検索をかけてみるなどエビデンスやソースを確認するのがオススメだそうです。



①自分はほにゃららの関係者である、関係者からの情報である、インサイダーからの密告である、等とソースが明確でないが、関係者であることを匂わせたような文章。


拡散希望、みんなに教えて、とついている文章


③メディアは報じていない、マスゴミが報じていない等とついている文章



どんな情報でも、正しいとは限らないので、鵜呑みにしないことが大切ですね。




また、東日本大震災の際はソース(情報源)が大事でしたが、
今回の場合はソースだけでなく、エビデンス(根拠)も大事にしたほうがいいと思います。


例えば、関東では茨城県だけが、陽生の感染者がいなかった時期があったことから、納豆が品薄になっていたこともあったようです。(この納豆が品薄になっていたというのも自分の目で確認したわけではなく、ツイッターでそのようなつぶやきを見ただけなので、本当のことか分かりませんが…)


これは、研究では裏づけられていない情報、というのはまあ大抵の方ならわかるとは思います。




たださらに、茨城県=納豆、というイメージが先行しているからだと思うのですが、よくよく調べると納豆の消費量の全国一位は茨城県でない年の方が多いんですよね。


その情報を知っていれば、もう間違いなくエビデンス不足の情報だなと分かります。




とはいえ、納豆の健康効果は認められているところですから、コロナウイルスに効くかは置いておいて、普通に健康には良いと思いますけどね(笑)





以前書いたコロナ関連の記事について


この本を読み、ニュース記事やプレスリリース、科学論文を参考にしただけの記事を、一応ソースを確認しているとはいえ、そのソースが間違っているか判断できるほどの専門性のない自分が書かないほうがよかったのかもしれない、と思いました。


とはいえ、これは!と思う情報があれば、拡散したくなるのが人間の性。
私は、芸能人みたいに影響力があるわけではないので、仮に間違った情報を出してしまっていたとしても、影響はそこまで大きくないはず…?とも同時に思いました。
上記でも書きましたが、本当に正しい情報だけを伝えられる人なんて、そもそも存在しないのだし、本当に正しいことだけを伝えようとしていたら、何も言えなくなってしまう、とも思いました。
この本を読んでブログやSNSで情報を発信する意味について、色々と考えさせられました。


これまでも気を遣ってきたつもりですが、これからも、正しそうな情報か確認し、ソースを示した上で、ブログをUPしていこうと思います。




もし記事を気に入って下さったら、スターやコメントをつけていただくと、とても励みになります。


ここまでお読み下さりありがとうございました。

アレルギーの人も使いやすい?北里大学のプレスから消毒グッズを紹介!また、マスク、消毒グッズはどこで手に入るのか?

前の記事に続いて、

supercali.hatenablog.com

どんな消毒グッズがコロナウイルスに効果があったのか北里大学からプレスリリースが出ていたのでそちらをご紹介します。

最初は記事を一つにしていたのですが長かったので分けました。

また、追加情報と加筆修正で2020/4/26→2020/05/02に更新しました。

アルコールやマスクはどこで手に入るのか?も自分の知っている範囲内でご紹介します
 

それにしても、前の記事で紹介した論文だけ読むと、普通のハンドソープじゃなくてやはり、手指のアルコール消毒か、除菌系の薬用ハンドソープやポピドンヨード配合とかのハンドソープがいい気がしてきますね。

ただ、コロナウィルスはエンベロープウイルスで、ハンドソープは界面活性作用があるため、効果があるという主張のほうが多く見かけることが多いように思います。


とはいえ、どんな研究も検証が不可欠なので、一概には言い切れないのでしょうけど、
まあいずれにしても手を洗わないよりはどんな石鹸でも界面活性剤でも良いので洗ったほうがいいです。

アルコールの用意があって、アレルギーや肌荒れがないならアルコールのほうがベターでしょうが。

 

我が家ではもともとポビドンヨード配合のハンドソープを使っていたのですが、今はアマゾンの在庫ないですね。

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ポビドンハンドウォッシュ


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ポピドンヨードはイソジンにも配合されている成分で、アルコールと同様、コロナウイルスのようなエンベロープウイルスに効果があります。



また、北里大学のという大学研究所が出しているプレスリリースhttps://www.kitasato-u.ac.jp/jp/news/20200417-03.html

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では、具体的な商品名も載っていました。

 

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このあたりの商品はアマゾンに在庫があったので、思わずポチってしまいました…。

 

ちなみに、クイックルワイパーの立体吸着ウェットシートは初めて使ってみたのですが、今まで使っていた他のウェットシートに比べて、ホコリや髪の毛が絡めとりやすくて、素直に感動しました(笑)
ウェットシートなんてどれも同じだと思ってましたが、全然違いますね。


あと、ハイターなど次亜塩素酸ナトリウムの希釈液は希釈が大変なのと、アレルギーなのか使用すると頭が痛くなったり咳が出たりするのですが、マイペットはそういったことも少なく快適でした。
ただ、こちらはハイターと異なり素手でも使用可能とはなっていますが、肌の弱い人は手袋をつけてください、と表記がしてあり、私の場合は手袋をつけないと手がひりひりしてきてしまうため、手袋をつけて使用しています。


また、自治体によっては次亜塩素酸ナトリウムの希釈液を配布しているところもあるそうです。
残念ながら私の住んでいる自治体は行ってませんでしたが、一度確認してみても良いかもしれません。

自分で作るときは

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  • 発売日: 2012/02/08
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ハイターで作れます。ハイターは長期間の作り置きができないので注意してくださいね。


それからトイレマジックリンも良かったです。便器の中も外も掃除できるという手軽さが最高でした。


どれもやはりロングセラーなだけあるな〜と納得です。
コロナ騒動が落ち着いてからもリピートしたいですね。

ただ、これらの具体的な商品名は北里大学の研究に出ていただけで、他に研究例を聞いたことがないので、コロナウイルス対策として使用する際は、やはり自分で判断する必要があるかと思います。

ノーデータよりは信頼性は高いと思いますが、やはり研究している機関が1団体だけではエビデンスとしては弱く感じます。

確実な除菌を求めるなら、やはり次亜塩素酸ナトリウム水溶液かアルコールでしょうね。
研究の実績数が違いますので。

ただ、自分の場合は、アルコールのアレルギーなのか、アルコールを使用すると息が苦しくなりひどく咳き込みますし、
次亜塩素酸ナトリウム水溶液を使用すると、喉が痛くなってきたり、頭痛がしてきたりします。
QOLを下げてまで除菌するかどうかというところで、私はこれらのグッズも十分選択肢に入ったので使っています。

ただ、アレルギーなどもなくらアルコールや次亜塩素酸ナトリウム水溶液で問題ない方はその方が確実ではあるでしょう。


 

それから、アマゾンだと価格の高騰があるので、購入の際は注意してください。keepaというサイトhttps://keepa.com/で、Amazonで販売している商品の価格変動が追跡できます。

 

 

あとは、知ってる方も多いかもしれませんが、smoozという日本の会社が提供している情報サイトも参考になります。

https://zaiko.smoozapp.com/

マスク、アルコールジェル、スプレーのネット通販上での最安値が見られて、そのまま買えます。

サージカルマスクは1枚あたり50円前後のことが多いですけどね(^_^;)

(※執筆時点では50円台でしたが、5月に入って30円台/枚を多くみかけるようになりました。アルコールの価格も下がったものが販売されているタイミングもあります。)

非常時に備えて備蓄していた我が家のマスクもさすがに無くなりそうだったので、以前にこちらから買いました。

専用アプリもリリースされており、最低価格が更新されると通知が来るようになっています。

web版は通知はきませんが、今や品薄になっているゲーム機の在庫や最安値を調べることもできるので、ゲーム機が買いたい人にはオススメです。



それと、以前エッセンシャルオイルなどを売っているショップアルコールジェルを見かけたことがあります。

私が見かけたのはアロマブルームというお店。

アロマオイルはスプレーを作るときに、精製水とアルコールで希釈したりするので、独自のルートがあるのかもしれませんね。


f:id:niko83:20200503032253j:plain

コンナ感じのジェルが売ってました。

今も在庫はあるかはわかりませんが、ドラッグストア以外のお店も立ち寄る機会があれば、すこし覗いてみてもいいかもしれません。

 
最後に、素人が書いている記事ですので、コロナウイルス対策については、あくまで参考にとどめていただければと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

もし内容が何かの役に立ちましたら、スターなど付けていただけると、私が喜びます笑

それでは。

コロナウイルス対策!正しい洗濯の仕方とは?

こんばんは。染谷しおりです。

コロナ関連のニュース、見すぎ、調べすぎはメンタルヘルスにあまり良くない…
ということはわかっていてもついつい調べてしまっている自分がいます^^;


https://plaza.umin.ac.jp/~dp2012/covid19.html
筑波大学HPより

正しい情報を適切な量で取り入れましょう

インターネットなどでは、「26-27℃の水でウイルスは死滅する」などの流言・デマを含む様々な情報が行き交っています。曖昧な状況で人々の不安が高い場合に、正確ではない情報が世間に広まりやすくなります。
 不確かな情報に左右されないためには、情報源が明らかな正しい情報を得ることが重要です。個人ができる対策として、情報源を確かめ、政府、自治体、研究機関、全国紙などで紹介されている適切な相談窓口を探すことが必要です。様々な情報でかえって不安が増す場合は、テレビ視聴やインターネット閲覧の時間を意識的に減らすなどして、情報を取り入れすぎないよう注意しましょう


外から持ち込む荷物は消毒するように、最近はテレビでも報道し始めたそうですが(我が家はあまりテレビを見ないので人から聞いて知りました)

外から持ち込んだものは消毒していたものの、気になるのは自分が着ていたもの。

厚労省のHPにはこのような記載が。
www.mhlw.go.jp

汚れたリネン、衣服を洗濯する
新型コロナウイルス感染症は下痢がみられることがあり、糞便から検出されることがあります。体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う場合は、手袋、マスクを使用し、一般的な家庭用洗剤を使用した洗濯機を使用して、洗濯し完全に乾かします。


結局、普通に洗濯すればいいの?ということしかわかりません。


その後調べてみたら、

コロナ感染リスクを下げる正しい「洗濯の仕方」 | The New York Times | 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/amp/341215?display=b

こんな記事が出てきたので、これを参考に、少しまとめてみました。





①家についたら服を脱いでビニール袋へ。

②汚染された衣類を別の洗濯物と分けて洗濯することを推奨。(とはいえ、CDCによると、病人の洗濯物を他の人の洗濯物と一緒に洗うことは可能だそう)
→部屋着と外着は分けて洗う?


③可能ならば使い捨て手袋を着用して袋を持ち、直接洗濯機に衣類を出して袋を空にし、衣類が人の肌と触れないようにする。
→可能ならば、使い捨て手袋とビニール袋を利用して、外着に手を触れない


④手袋を着用しているかどうかに関係なく、洗濯物の取り扱いが終わったらすぐに手を洗う。


⑤最高温度の設定で洗濯をしてから完全に乾燥させる。(乾燥もなるべく高温で)
高温に耐えないデリケートな服は今は着る時期ではないかも、とのこと。
→綿や化繊の服を着る。我が家は洗濯機の温度設定ができませんが、浴室乾燥で乾かしてます。

コロナウイルスは熱に弱いというデータはあるのこれは比較的有効と思われます。
わが家の浴室乾燥が何度になっているか?って考えたことがありませんでしたが、室温計を15分くらい入れていたら40℃近くになってました。うーん、効果があるのかなんとも言えない温度ですがやらないよりは良いんですかね。
56℃で30分、37℃で24時間、との研究結果もあるので、いつもより少し長めに乾燥をかけるともしかしたら少しは良いのかもしれません。


このツイートは下↓の記事でも紹介してます。

supercali.hatenablog.com

ツイートの引用画像は
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200417-57932411-gooday-hlth&p=2ヤフーの記事

https://www.thelancet.com/journals/lanmic/article/PIIS2666-5247(20)30003-3/fulltext
Supplymentary material のPDFから画像がみれます。



⑥洗濯が終わったら、洗濯物入れ、かご、バッグを掃除して消毒する。
→さすがにここまではやってませんでしたね…


キッチンハイター 台所用漂白剤 特大サイズ 2500ml

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ハイター 衣料用漂白剤 特大/2500ml

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次亜塩素酸ナトリウムが含まれるハイター等を薄めたものでも良いでしょうし、

上の記事でも紹介しましたが、
また、北里大学が出しているプレスリリースhttps://www.kitasato-u.ac.jp/jp/news/20200417-03.htmlでは、

コロナウイルスを使って感染価がなくなったか調べた、具体的な商品名も載っていて

花王マイペットも効果あり、とのことだったのでこちらも洗濯かごなどの消毒にいいかもしれません。


あとは、これは東洋経済の記事に載っていたわけではないですが、本当は帰宅後シャワー直行が良いのでしょうが、お腹が空いていたり、なかなかシャワー直行できないときもあるので、髪など露出していた部分をウェットティッシュや介護用のボディタオルで吹いたりしています。

災害時、断水時の備蓄として買っていたものですが意外なところで役に立ちました。

ウェットティッシュも、アルコールタイプは品薄ですが、ノンアルコールタイプでも拭かないよりはマシかな?と思っています。


それにしてもこれ、洗剤はどうすればいいのか?中性洗剤で大丈夫?とか、考え始めたらホント、キリがないですね…
界面活性作用があるものならば大丈夫そうな気もしますが、まだまだ研究しつくされてませんしね。

上↑で、北里大学のプレスリリースhttps://www.kitasato-u.ac.jp/jp/news/20200417-03.htmlを紹介しましたがそちらではアタックは効果があったと紹介されてました。

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我が家は肌が弱い人間が多く、通常の洗剤だと肌が痒くなってきたりするため、石鹸洗剤をつかうのですが、こういった製品を買うべきかどうか迷います…。

プレスリリースを紹介した記事もありますのでよければ読んでみてください。

supercali.hatenablog.com






あくまで素人がいろんな情報をもとに判断して自分用のメモ書きの意味も含めてまとめている記事ですので、自己責任で参考にする程度でお願いします。

ついついコロナ関係の記事が続いてしまいましたが、次はコロナ関係じゃない記事にしたいです。では。

マスクの表面に7日後までコロナウイルスが検出された。引用論文も紹介!

お久しぶりです。染谷しおりです。

 

日経グッデイで紹介されていた論文がニュースサイトで引用されていたので、そのリンクを貼った自分のツイートを紹介します。

 

 

 

  

 

 

 

https://twitter.com/shio4061/status娘/1252481194618281985

湿度65%って結構高いですし、カビが生えそうなので湿度は概ね50%程度になるよう加湿器を使ってましたが、もう少し湿度の設定を上げても良いのかも、と思いました。

 

 

 

以下↓で温度での感染価評価もしているようですが、湿度での感染価も評価してもらえると参考になりますね。今後に期待です。

これを読むと煮沸消毒には意味がありそうですね。

やはりいろんな専門家が議論しているように、夏になってもそこまでコロナウイルスの勢いが衰えない可能性が高そうですね…

 

 

 

 

あ、添付画像の引用元は、

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200417-57932411-gooday-hlth&p=2ヤフーの記事

 

https://www.thelancet.com/journals/lanmic/article/PIIS2666-5247(20)30003-3/fulltext
Supplymentary material のPDFから画像がみれます。掲載はランセットですね

Google翻訳があるとなんとなく言いたいことはわかると思いますので、もし興味がある方は読んでみてください。
 

 

 

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200417-57932411-gooday-hlth&p=2

さて、このニュースを読んで、行ったほうがいいかなと感じた感染対策の学びは、

 

煮沸消毒は有効、可能ならばハンドソープではなく薬用系バンドソープか、アルコールジェルの方がいい。

 

・室温22℃、湿度65%でも、プラスチック上に4日間は、ウイルスが残る。
→宅配などで届いた荷物は段ボールは空けた状態で置いておき、できるだけ消毒する。中身も消毒が可能なものなら消毒、不可なものは4日以上は触らないで放置する

 

・紙幣や小銭を触ったあとは手を消毒する

 

・マスクを捨てるときはマスクの表裏面に触れないようにして、慎重に別の袋にいれ、袋をしっかりと縛って捨てる。

https://twitter.com/nhk_news/status/1249939199731453953?s=09

NHKニュースのマスクの捨て方が参考になります。

f:id:niko83:20200426144425j:plain



 

 

・加湿器できちんと部屋の温度をコントロール、ただし、カビダニなど別のものにも気をつける、50%は、維持

 

研究も日進月歩ですし、すべてを鵜呑みにするのは良くないですが、自分でできることはだいたいこんな感じでしょうね。

 

 

 

 

どんな除菌グッズが効果があったのか、北里大学からプレスリリースが出ていたのでそちらもご紹介します。

最初は記事を一つにしていたのですが長かったので分けました。

→次の記事はこちら

supercali.hatenablog.com

 

 

自分のためのメモ書きをまとめ直しただけなので、後で編集し直すかもしれませんが。とりあえず、では。

 

災害備蓄、#防災 について 普段からの備え

こんにちは、染谷しおりです。

ついにコロナウィルス、covid19についてWHOからパンデミック宣言が出されてしまいましたね。

正確には「パンデミックと宣言」したわけではなくて、「パンデミックと言える」という表現ですが…なんだか濁した言い方だなぁ。

平常時に備えておく

私自身はコロナウィルスが流行り始める約1ヶ月前(たしか2019年の年末〜2020年の年明けごろ)から、タイミングよく防災にハマってまして、日用品を少し多めに備蓄していたため、今のところは日用品の不足もなく、なんとかなっている状況です。

きっかけは家族がなんとなく買ってきたであろう、こちらの本でした。

まあ、あくまでカタログなので、なるべくお金をかけないで防災をするという感じではないですが、防災について考えはじめるきっかけにはなりましたのでご紹介しました。



特に、
耐震マットや突っ張り棒の耐震性能や


車に閉じ込められた時にガラスを割る道具、レスキューハンマー


消火器具

ファイテック・消化用具 投てき用 F

ファイテック・消化用具 投てき用 F

  • メディア: ホーム&キッチン


などは、普通の日用品と異なり、なかなか自分で性能や使いやすさを確認するというのは難しいので、ある程度の参考になるかと思います。

また、後から検索して気づいたのですが、
the360.life(サンロクマル) - ホーム:防犯・防災こちらのページからも、かなりの内容を読むことができたので、まずは記事をチェックしてみて、さらに知りたいことがあればムック本を買うでも良いかもしれません。
ムック本にしか載ってない商品の比較なども一部あったので。



とはいえ、防災にばかりお金もかけてられないので、100均グッズや段ボールなどを利用してなるべく安く対策しようという趣旨の防災本もあります。

レスキューナースが教えるプチプラ防災

レスキューナースが教えるプチプラ防災

  • 作者:辻 直美
  • 発売日: 2019/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

全てが全てこの本の通りにするのはどうかな?と思うところもありましたが、かなり実践的な内容でわかりやすいです。
レスキューナースとして、被災地などに赴いた経験も交えられているので分かりやすかったです。

特に

「防災グッズをたくさん持っていても助からない人もいる」

救助に訪れた先で、「人は、その人がたくさん持っているものに埋もれて死ぬ」と言う現実を目の当たりにしたのです。

という言葉が印象に残っています。

とても良い本だったので、そのうちに別記事でレビューもしたいです。


今、できること


台風19号の時に養生テープやガムテープ、電池が売り切れになったり、
東日本大震災の時にトイレットペーパーや懐中電灯、電池、ガソリンなどが不足したことが記憶に残っていますが、

今回のコロナウィルスの流行で、マスクや消毒液、トイレットペーパーが品薄になりました。

本当にいつどんなことがあって、何が品薄になるか、わからないものだなと思います。



今のような非常時に日用品をまとめ買いするのはあまり良いとは言えませんが、
やはり、平時にある程度多めに買っておくのは必要かと思います。

とはいえ、今の状態でそういうことを有名な人や影響力のある人が言ってしまうと、また買い占め騒動になりかねないので、言うに言えませんよね…。


この記事を読んでくださった方は、今現在でも価格に値上がりがなく、普通に手に入る日用品(電池や養生テープ、懐中電灯など)
は、備蓄や家にある個数を確認して少しだけ多めに買っておくといいかと思います。



防災・防犯関係も色々と調べていて、気づいたらEvernoteのメモ数も280件(!)
になっていたので、また色々と参考にした本やHP、ブログ、グッズ、選び方など紹介できればと思っています。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました♪